タイ王国へ。
こんにちは。
ご依頼により、染めさせていただきました。
タイトル:首里のまちなみ。
目まぐるしく変わってゆく沖縄ですが。
首里のまちなかでも。
タイムスリップしたかのような場所もまだまだ見られます。
なんだか、おばーちゃんやおじーちゃんがでてきそうだな。って思っちゃったり。
時の止まったかのようにじーっと佇む赤瓦や石畳。
川の音や鳥のさえずりや蝶々が飛び交う姿。家々の垣根から綺麗に手入れされて咲いている花々。
そんな、風景をスケッチし染色したものです。
沖縄とタイの歴史は古いですね。
タイ(シャム)と沖縄(琉球王国)とは、長い交易の歴史があります。皆様ご存知のように、泡盛はタイ米から作られており、シャム(現在のタイ)から南蛮甕に詰められた蒸留酒が輸入され、泡盛へと発展してきたとも言われています。
当時の琉球は東南アジアの中心に位置し、その地理的条件を活かして、大陸やアジア諸国と盛んに交易し、中継貿易の拠点として繁栄してきたようです。
互いに多くの影響もうけてきたかと思います。
今でも続く文化交流。
互いの名前をいれさせていただきました。
そして。恐縮ながら。
カタチキの落款も。
さりげなーく。ちょこっと。
たくさんの人々に沖縄のふるくから伝わる染物を触れていただきたいです。
タイの皆様にも喜んでいただけるといいです(^^)
この度は、どうもありがとうございました。